そもそも相続って？？？

そもそも、相続とは何でしょうか。

 

相続とは

①ある人の財産が、

②死亡をきっかけに（亡くなった方のことを『被相続人』といいます。）

③配偶者や子供等のその人と法律上の一定の身分関係がある人（その方のことを『相続人』といいます。）に受け継がれること

ということができます。

 

 

もう少し短く言うと、

相続とは、

 

被相続人の遺産を被相続人の死亡により相続人が受け継ぐこと、

 

と言い換えることができます。

 

 

相談を受けていると、

『生きているうちに相続手続きを終わらせたいんだけど』

とか

『亡くなった人がいるんだけど、相続人みんなで話し合いをしてないから、まだ相続してないよね』

というお話が出てくることがあります。

が、上に書いた通り、相続とは『死亡』により発生しますので、

生前に相続を行うことはできませんし

（生前に財産を分配することを『生前贈与』といいますが、

『相続』と『生前贈与』は手続きが異なります。）、

相続人みんなでの話し合い（これを『遺産分割協議』といいます）をまだやっていなくても、

相続は発生しているといいうことになります。

 

次回はだれが相続人になるのか、ということを書いていこうと思います。